2021年11月13日
OUCHIから、モルト粕を使用した新商品が誕生しました。
練馬区で開催されるマーケットイベント「サステナブルマーケット」(2021年11月14日、15日開催)へ出店し新商品の発売を開始します。
「OUCHI」では、障害のある方が就労を行っています。
今回「サステナブルマーケット」を企画・運営する「R(アーーーーール)」より「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」を意味するサステナブルな考えの下「環境への配慮はもちろん、街の経済も回していこう」というコンセプトに即した商品開発の話を受けました。
その内容は、クラフトビールを醸造する際、大量に出て廃棄物となるモルト粕を、何か別の物へ生まれ変わらせることはできないか、というもの。この提案からモルト粕特有のザクザクとした食感を生かした食品づくりをスタートさせました。
そこで、モルト粕の魅力を生かしながらも、お菓子としてのおいしさを追求した商品開発を実施。
試作を重ね、モルト粕入りのチョコレートを完成させました。
今後は、地域でビールを提供する飲食店などでも販売していく予定です。
※販売する商品の利益は、すべて両施設で働くスタッフへ還元されます。
各商品には、十分に水分を飛ばして乾燥させたモルト粕を使用しています。
<R(アーーーーール)>
石神井台に出来た「サステナブルな暮らしを考える実験の場」です。Rでは破棄されるはずのモノに新たな価値を与えるアップサイクルなプロダクトの販売を行っています。
〒177-0045
東京都練馬区石神井台3丁目20-9
https://rrrrre.space/
<サステナブルマーケット開催概要>
実施日程 :2021年11月14日(日)、15日(月)
実施時間:10:00〜18:00
会場:光が丘IMA 光の広場(東京都練馬区光が丘5丁目1−1)
入場料金:無料
https://sustainable-market.com/
【モルト粕チョコレート2種】
OUCHIではモルト粕を使用したチョコレートを、ナッツ入りとピンクペッパー入りの2種類の味わいで作りました。
OUCHI のチョコレートはBean to Barスタイル※で作られます。新商品は、余計なものは加えずハイチ産カカオ豆の香り高さを引き出した既存商品のチョコレートをベースとして、チョコレートの食感に合うよう粉末にしたモルト粕を加えました。
※カカオ豆〈bean〉から板チョコ〈bar〉にするまでの全ての工程を、一つの工房で行うことをいいます。OUCHIではその工程に、精神障害をもつ方々が関わっています。
ナッツ入り・ピンクペッパー入り/各470円
東京都足立区、大内病院近隣に立つOUCHIは、精神障害を持つ人たちが地域に戻るためのサポートをする施設です。
退院後の一時的な住居としてのグループホーム、就労訓練・就労場所としてのお菓子・パン工房とカフェ、ピアサポートや当事者研究などの各種ミーティングを行うための交流スペースを持っています。
OUCHI CAFEでは、栄養満点で体に優しいごはんやカフェメニューを用意しています。
OUCHIカレープレート/600円
OUCHIトースト/400円
きなこクッキー、全粒粉クッキー/各250円
<OUCHI>
〒123-0841 足立区西新井5-18-14
OUCHICAFE KITCHEN/03-6803-1755
営業時間:月〜金曜 12:00〜16:00
※本記事に記載した価格は全て税込です。